朝はパン派です。よろしくお願いします。
グリルをトースターの代わりに使う
一人暮らしを始めてからは、トースターなんてものを置くスペースもなく、もっぱらグリルでトーストを作ってました。
グリルでパンを焼くの、美味しいんですよ。
恐らく一般的なトースターの温度は200℃前後だと思いますが、グリルは強火であれば300℃以上まで上昇します。その上で、直火と対流熱のパワーが加わって一気に焼き上げるため、表面はサクッと、中はしっとりふわふわに出来上がるわけですな。
ただし、放置しておくと燃えるので注意。
ちなみにグリルは一般家庭のオーブンよりも高い温度になるために、ピザを焼くのにも適しています。これ豆な。
余談だけどもトースターでピザを焼くためのプレートなんてものも売ってたりしていて、当然のように僕は持ってます。肉やポテトを焼くのにも使えて便利なのでマジおすすめ。
トースター、グリルの難点
そんなわけで、時に炎上させつつグリルでトースト生活を送っていたんですが、つい最近になってフライパンという神器がバタートーストに最適だという知見を得たので共有します。
僕はバターが死ぬほど好きなので、トーストにはほぼ必ずバターを塗ります。しかしバターはマーガリンと違って溶けにくく、固いです。
せっかくサクサクふわふわに焼き上げたトーストも、バターを塗る工程でボコボコに穴が空き、冷めてしまいます。これは悲しいことです。
あらかじめバターを乗せて焼く作戦も考えたのですが、それだと一カ所だけにバターが染みてしまいます。全体にまんべんなくバターが塗ってあるのが完璧で、美しいトーストのあるべき姿なのでこれはNGです。
トーストに綺麗にバターを塗るのは難しいですよね、なかなかホテルのバタートーストのようにはいきません。
フライパンでトーストを作ると見た目も綺麗にパリっと仕上がる
ですがフライパンを使うことでサクサクと美味しく、かつ見た目もお店で出てくるトーストのように綺麗なものが出来上がるということを教えてもらったので共有します。
* 写真はイメージです。出来上がりは微妙に異なる場合がございます。
まず熱したフライパンにバターを落とします。たっぷりな!
バターが溶け始めたらパンを投げ込みます。
適当にきつね色になったら回収します。
さらに、大量のバターを摂取したいバター教徒の方は
- もう一度バターを落として、溶かします。
そして
- 反対側もきつね色になったら食べます。
これだけです。超楽チンですね。お好みでハチミツをかけましょう。
フライパンで作るバタートーストの素晴らしいところなんですが、バターたっぷりなのにも関わらず表面がサクサクなんです。
バターにしろオリーブオイルにしろ、焼いた後に塗る過程で表面のサクサク感が若干損なわれてしまうわけですが、フライパンで染み込ませながら焼く*1ことで一番上の層にサクサクを作りつつ、中にバターを封じ込めることが出来るわけです。完璧すぎる……
なお、さらに甘味を足したい過激派の方は溶かしたバターに砂糖を入れましょう。焦がし砂糖バターが表面にパリパリとした層を形成して、これもまたバリウマです。一緒にバナナを焼いてもグーです。
こちらからは以上です。
最近、バター不足も深刻な状態を少しは脱したのか近所のカルディでカルピスバターの取り扱いが再開していて大変嬉しいです。
が、Amazonのカルピスバターが450gで4300円と足下を見ててヤバすぎわろた。
そこでカルピス発酵バターの良心的値段(でも高い)に小生の愚息も思わず脂肪を抱いて溺死。
*1:メイラード反応