タオルケット体操

サツバツいんたーねっと

グリルはどの家庭にも置いてある、最強のピザ焼き窯だったっぽい

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美味しいピザには高火力が必要不可欠

家でピザを作ってみたことがある人はいますか?
ピザというものは作るだけなら案外簡単で、結構美味しく出来る。

でも、絶対にちゃんとしたお店の味には敵わない料理のひとつだ。

その大いなる理由の一つが火力だ。
プログラマーの人ならばよくわかると思うんだけど、パフォーマンスを上げる為のハックで一番大事なのはボトルネックの解消だ。つまりだ、家の中で美味しいピザを食べるためには火力の問題をどうにかする必要がある。ここまではいい?

理想のやり方は庭を改造して石釜を作ることだけど、東京住まいの悲しき貧乏人であるところの僕に、そいつは無理な相談ってやつだ。

次点として、愛すべきギークのための料理書である「Cooking for Geeks 」に従う方法がある。
つまり、クリーニングサイクル付きのピザ(日本で売っているのか、僕は知らない)をハックして、超高温を出せるようにすることだ。

同書に寄稿している、Jeff Verasano氏曰くこの改造を行ったオーブンでは最大で約520℃ほどの出力が可能だそうだ。
この火力を使って2分で焼けば石釜に勝るとも劣らない焼き加減のピザが出来るという。

でもそんな危険な改造はしたくない。ピザは好きだけど、生活と命をかけるほどじゃあない。

そこでグリルですよ

hachibeechan.hateblo.jp

上に挙げた以前の記事にも書いた通り、日本の一般家庭でもピザ焼き釜に匹敵する火力を出せる調理器具が実は存在している。それがグリルだ。

片面焼きのもので300℃、両面焼きのものであれば余熱後で400℃まで上がるという。
これだけの火力があれば家庭用のピザ釜として十分以上の活躍が期待出来る。

というわけで、こんなにピザ焼き器として優秀なグリルであれば、それに特化した調理器具があるに決まっているだろうと「ピザ グリル」ですぐさまGoogleをかけたわけだが、流石世間には知恵と行動力のあるメーカーがあるようで多数の商品がヒットした。
その中でも、安くて扱いやすく、汎用性が高そうな「レイエ ピザグリルプレート」を購入した。

レイエ グリルピザプレート LS1502

レイエ グリルピザプレート LS1502

掴むようのミミがついていたり、そのままフライパンとして使えそうなところから購入を決めたわけだが、皆様が買う際には必ずご家庭のグリルのサイズを測って、このグリルプレートがちゃんと中に収まるかどうかをチェックしてからにすべきだと忠告しておこう。

というわけで作ったのが写真のピザである。
たこ焼きで余ったタコを使ってみた。上に載っているのはベビーリーフである。初めてにしてはなかなかうまく出来たと思う。

ピザソースのレシピ

さて、別にケチャップや市販のピザソースでも悪くはないわけだが、どうせなら自分でこだわって作りたいものである。しかし面倒なレシピはいやだ!

というわけで、以下に簡単なピザソースのレシピを載せる

用意するものは

  • オリーブオイル

  • ニンニク

  • トマト缶(別に生のトマトでも良い)

  • ブイヨン

  • 砂糖(三温糖や黒砂糖が良い)

  • オレガノ, バジル

である。

手順は

  1. オリーブオイルをたっぷりつかい、ニンニクをローストする

  2. ニンニクがきつね色になり、オイルに香りが移ったらトマト缶をブチこむ(好みによるが、ニンニクは取り除いても良い)

  3. ブイヨンを入れる

  4. 塩と砂糖で味を整える

  5. オレガノ(重要)とバジルをこれでもか! と入れまくる

  6. 煮詰まってきて、ソースっぽいビジュアルになったら完成

これだけだ(雑)。
これだけで市販のピザソースよりも美味しく仕上がる。少なくともケチャップよりはうまい。特にオレガノの香りは外せないファクターだと思う。

僕はホームベーカリーでピザ生地を作ったけど、こねないレシピもある

こねたりなんだりは面倒だったので、ホームベーカリーに任せてしまった。

なにジョジョ、「ピザ生地を自分で作るのって、こねたりしなくちゃいけなくて面倒……」だって?
それは「捏ねなくちゃグルテニンとグリアジンが結合してグルテンが形成されない」と考えるからだ。
逆に考えるんだ、「捏ねなくても長時間放っておけば勝手に結合してくれるや」と考えてごらん?

というわけで、「Cooking for Geek」には捏ねないピザ生地のレシピが紹介されている。別に同書を購入しなくても、適当にググれば同じようなレシピは山ほどでてくる。
かのレシピによれば、材料を混ぜてから最短で4時間放置しておけば勝手にグルテニンとグリアジンの架橋結合が起きてピザ生地が作られるという。

ということは、朝会社に行く前に適当に材料を混ぜておいて、帰ってきたらそのままピザを焼けばいいわけだ。最高! ホームベーカリーいらねぇ!
ということで、今度はこの方式の生地を試してみたいと思う。

ピザは案外楽うま料理 グリルならもっと楽である

オーブンを使う度に毎回思うのだが、オーブンというのは大変に面倒くさい。特に余熱に時間がかかる。僕は余熱の工程が大嫌いだ。
オーブンでピザを焼く場合、余熱に10〜20分かかり、そこからピザを焼くのにまた10〜20分かかる。これではお腹がすいて死んでしまう。

グリルは、ガスの特性やそもそもの火力の違いにより、余熱に必要な時間が短い。
そしてそもそもの火力が違うため、両面であれば2〜3分でピザが焼き上がる。カップラーメンよりも短い時間で作れるのだ。

さらに、ピザ生地は冷凍保存が可能なために、作り溜めが可能だ。当然、ピザソースも同様に長期の保存が可能である。ピザ生地の作成自体も、前述したように材料を混ぜて放置するだけである。
ということは、溜めた生地を使い、ソースを塗って適当な具を載せればインスタントに美味しいピザが食べられるってわけだ。

まとめ

というわけで、ピザは最高だっていう話でした。僕はピッツァなら一週間食べ続けることが出来ます(アメリカンな宅配ピザは無理)。
ピザは主食でありながらオカズであり、またワインのつまみにもなる。まさしく完全食と呼ぶにふさわしい料理なんすよ。

なお高性能なオーブンを持っている場合は、ピザストーンを使うことでより効率よく美味しいピザを作れるようになるらしいので購入してみてはどうだろうか。

DeLonghi ピザストーン(角型) PS-CN

DeLonghi ピザストーン(角型) PS-CN

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今見ると手ぶれが酷い写真だが、恐らくお腹が減りすぎていたのだと思う。


本記事でたびたび紹介したCooking for Geeksだが、タイトルからもわかる通り理系のオタク野郎に向けた最高の料理本である。

ありがちな「少々ってどのくらいだよ!」とか「きつね色になるまで焼く……っていつまで焼けばきつね色になるんだよクソが!!」みたいな疑問を発生させる余地を生まない、素晴らしい本だ。

例えばきつね色のくだりであっても、メイラード反応とカラメル化について延べ、何故肉をローストする際には高い火力で行われるかというと、メイラード反応は160℃以下では起こりにくいからだーーなどなど、科学的観点から料理の個々の手順を解説してくれている。
とにかく素敵な本で、この本のレビューに関してはまた今度したいとおもう。

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

料理とは、カオスから人の手で作り上げる芸術でありながらもそのプロセスは純粋に科学的なもので、つまりそれってプログラミングと同じことじゃん!
てな感じでオライリー社から発行されていたりする。

以上。