FF16はシリーズ最高傑作です。
なぜなら僕が初めてクリアするまでプレイしたファイナルファンタジーだからです。
ちなみにクリアに時間がかかったのは最近忙しくて一日2時間くらいでこつこつプレイしていたからなのと、途中で遊ぶのが苦痛になって投げ出しかけたからです。
なお激しくネタバレ、そしてシリーズや今作についての批判的内容を含みます。
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なぜなら僕が初めてクリアするまでプレイしたファイナルファンタジーだからです。
ちなみにクリアに時間がかかったのは最近忙しくて一日2時間くらいでこつこつプレイしていたからなのと、途中で遊ぶのが苦痛になって投げ出しかけたからです。
なお激しくネタバレ、そしてシリーズや今作についての批判的内容を含みます。
続きを読む釣りの話です。
いまナウでヤングなフィッシャーマンにバカウケなフィッシングスタイル、ウェットウェーディングをやってみようかなと。
しかしまぁウェーディングシューズってダサい、そして無駄に高い。しかも高確率でフェルトソール。
フェルトソールって嫌なんですよね、すり減ってでたゴミが普通の靴よりも環境に悪そうだし、違う河川に入るごとにいちいち消毒しないといけないし、ダサいし、そのままコンビニとかいけないし、泥を踏んだ瞬間に滑りまくるし。
というわけで、水陸両用を謳うメレルのトレイルシューズMOAB FLIGHT SIEVEを買いました。
水中で足が浮くことを考慮しているのか、ちょっと独特の履き心地をしている。
土踏まずのちょっと前方側をホールドされるような……ただ、インソールとアウトソールを含めて、靴全体がかなり柔らかい素材で出来ているのでそこまでの不快感はない。
僕の足の形状だと踵のホールド感が薄いのが気になっちゃう。
この靴に限らないけど、試着は必ずしてから買おう。たぶん人によってはめちゃくちゃ靴擦れしそうだ。
ゴミ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??!?!????!
水陸両用とはなんだったのか……
専用じゃないことは重々承知なので、かなり慎重に入水したはずなのに想定の5倍くらいツルツルだったので転びかけました。
川の中を歩きたいやつは悪いこと言わないからあと数千円足してモンベルのサワークライマーを買いましょう。いや、ほんとに。怪我してからじゃ遅いです。
同じラバーソールでも、砂を噛んでいないフェルトのグリップ力を10としたとき、サワークライマーのグリップ力は8.5でこのモアブは2くらいしかないです。
尋常じゃないくらい滑る。
たまにDannerの普通のトレイルシューズで川の中を歩く(真似しないでください)ことがあったけど、それと比べても倍くらいツルツルすべる。
あと穴が空いてるからとにかく小石が入ってくるんだけど、つま先部分には空いてないから入ってきた小石が溜まり続ける。子供のポッケか?
というか、この滑りやすさはトレイルラン用途でもきつくね?まあこの手のシューズサンダルを本気で使う人なんていねーだろということで、実質的なタウンユース専用のクロスオーバーモデルなんでしょうが……
僕は雨の日に濡れても何も気にしないスタイルで生きてるのでその辺はノーコメント。
乾いてる状態で履くならノーストレス。先述したように、全部が柔らかい素材なのでサンダルっぽい感じで、臭いを気にしないなら裸足運用しても問題ない履き心地。
ただし石ころが入ってくるといてえから注意。
穴が空いてて中がみえるので、おしゃれさんはなおさら靴下の色に注意しないとだめかもね。
メレルの水陸両用トレイルシューズ、MOAB FLIGHT SIEVEは陸戦型だった。
サーフや里川程度なら全然いいけど、渓流とか磯とかにこの靴でいくのはマジでやめておこうな!
MARINE TACTICALのほうはどうなんだろうとおもったけど、まあサワークライマー買っちゃったし、真っ黒でデザインが好みじゃないから……
ちなみに僕は春から秋までサンダルで過ごすくらいサンダルが大好きなので、普通のシューズとしてはかなり気に入ってます。
いい買い物だった。
つまりモンベルさいこう。
そんな皆さまの疑問にお答えします。
先にざっくりまとめましょう。
巷でよく言及されるのはカネ、つまりは雇用するエンジニアの能力問題を元凶とする方が多いようです。
スタートアップの内情を知っていれば金と雇用の問題がどれだけ切実であるかについて異論を唱える人はいないとおもいます。しかし僕の考えによればこれはスタートアップのソフトウェア開発が抱える問題のうちのひとつ側面にすぎません。
つまりどんなに優秀な人間をかき集めようがスタートアップのソフトウェア設計は近い将来壊れる宿命にあるということです。
というわけで、私は毎日楽しく暮らしています。
自分のように札幌への引っ越しを考えている人がこのブログを読んでいるかもしれないので、
を自分なりに列挙していこうとおもいます。
場所によります。
そもそも札幌市って東京の23区よりも広いので、場所によって積雪量に2倍くらいの差があります。
もちろん北国なので冬は毎日のように雪が降りますが、札幌って基本的に豪雪地帯じゃないんですよね。雪が多いのは新潟とか青森みたいな日本海側とか、長野みたいな山間部でしょう。
僕の住んでいる中央区は比較的少ないですね。
とはいえ最近の異常気象のせいで多かったり少なかったりがめちゃくちゃになっているので未来のことはわかりません。
ちなみに札幌民は真冬でも屋外でランニングしてる人を結構みかけます(屋外コースも各地にあります)。つよい。
120%質問されますねこれは。
僕はまだ一度もやってません。
結論からいうと、一軒家を買うのでなければ関係ないです。あるいは駐車場によっては、出入りの雪かきが必要になるかもしれません。
マンションなら関係ないです。ロードヒーティングや管理人が除雪してくれます。
駐車場も屋外 & 除雪契約がないような物件を契約しなければ関係ないです。
ただし屋根とボンネットの雪はおろしましょうね。まれによく雪を乗っけたまま走っている車がいますがマジで危険です。
東京の方が寒かった……
都内に出てきた北海道民が冬に言いがちな発言
「いや東京寒いって!北海道よりサムイ!」
北方特有のイキりだとおもって聞き流してましたが、これはマジでしたね。
年末に-10度の札幌から2度の都内に帰省したとき、あまりの寒さにビビり散らかしました。
原因は色々あるとおもうんですが、東京の冬は乾燥して風が強いので体表面の熱がガンガン奪われて体感温度が下がること。そして建物や駅が冬を想定していないのでどこもかしこも風が吹いて寒いです。
逆に札幌はそれほど風が強くなく、雪がずっとあるので湿度もそれなりです。そしてそもそも街歩きをする分には屋外を長時間歩くことはないのであまり気になりませんね。
電車の駅は屋内で待機できるようになってますし、マンションの廊下は屋内です。
ただし純粋な気温は低いので外歩きする際に注意は必要です。たとえばウールの割合が少ないコートなんかは使い物にならないです。
ちなみに僕はウルトラライトダウンのうえにゴアテックスのフーディ、トレッキング用スニーカーという軽装で1年間を過ごしましたが、街歩きする分には一切問題ありませんでした。
むしろ建物の中の暑さがどこも銀座線並みにエグいので街を歩くなら防寒対策よりも着脱のしやすさを重視したほうが良いです。
今年は燃料代が高騰してるので抑えめにしているところが増えたようですが……あと8℃は暖房の設定温度下げてもいいんじゃない???
一年中です。
なお物件選びはしっかりやったほうがいいです。
北海道の建物の断熱平均値は高いですが、そうでない物件もたくさんあります。
表面上の家賃に惑わされてプロパンガスの木造メゾネットなんかを選ぶと冬の暖房代がえらいことになります(らしいです)。
考えてみたけどあんまり思い浮かばない。
例えば車を買う場合、寒冷地仕様が必須になってきます。最近は基本装備はデフォルトで寒冷地仕様になっている車も多いですが、それでも下部フレームの防錆加工なんかが必須になったりします。
その他快適に過ごしたいのであれば、防寒具や靴のグレードもあげないといけません。
もしかしたら、引っ越したばかりの初期費用は想定より多くなるかもしれません。
札幌は都会ですが、ちょっといくと大自然が広がっています。
また、都市計画がしっかりしている街なので都市部でも道路が真っ直ぐです(一方通行とかの規制は複雑ですが)。
ゆえに北海道のドライバーは全員運転がヘタクソです。しかしチンパンジーレベルのアホでもアクセルだけは上手に踏めます。
歩道が広いせいか平気で歩道に入ってくる馬鹿もいます。上海旅行を思い出すぜ。
都市部に住む場合はちょっとしたストレスになるでしょう。
基本的に田舎者が集まる場所は民度が低くなります。都心部でも渋谷や青山は酷いですよね。
その点で、札幌は田舎から真っ直ぐアクセスできるので路上の民度は中央部でもかなり低いです。冬場は足元も悪くなるので交通事故には気をつけましょう。
運転のマナーについては、世田谷区で路上教習中に20km制限のスクールゾーンで毎日煽られた経験から日本全国どこでも大差ないのですが、ヘタクソがイキりやすい環境なのは確かでしょう。
お巡りさん頑張ってね。
上につながりますが、タクシーの運転がヘタクソです。
急ブレーキされることも普通にあるので乗るときは気をつけましょう。
民度を含めて、だいたい20年前の東京のレベルだと考えて良いでしょう。
個タクも多いですしね。
観光地だから警察のタクシーへの取り締まりがゆるい、という説がありますが観光地だからこそ厳しく取り締まるべきでしょう。
観光でレンタカーを借りる人はタクシーをみかけたら警戒しましょう。いきなりUターンします。
全国統計でも多いらしいですが、街を歩いていても明らかに多いです。
まぁ東京も郊外に出たら歩きタバコ多かったり多少はね?
喫煙者は全員脳が腐っていてルールという概念を理解できないので、当然喫煙者の量はそのままゴミの路上投棄の量につながります。
またニコチンで目が腐ると空きスペースは全部喫煙所で穴は全て灰皿にみえるらしく、冬場の雪には大量の吸い殻が埋没します。
うんちです(比較対象が世田谷区)。
書くのが面倒なので興味がある方は調べましょう。
特に致命的なのがダンボールです。
ダンボールに関して、札幌市は回収を行なっていません*1。
なのでダンボールの回収については一部小売店(セコマは神)やマンション管理団体、coop生協などに頼ることになるでしょう。
このようにダンボール(と小型家電とか)については、調査せずに引っ越すと面倒くさくなることになるかもしれないので気をつけましょう。
ドガァン!ボスン!ボコォ…… ドガッ
雪国あるあるなんだとおもいます。
深夜の街にヤンキー漫画の擬音みてえな爆音が響き渡ります。これはもう仕方がないですね。除雪してくれる方々に感謝しましょう。
僕は明け方に新聞を投函するカブのギアチェン音で目が覚めちゃうタイプなので引っ越したばかりは結構辛かったですが、電子耳栓を買ったら全てが解決しました。
BOSEのスピーカーは好きじゃないけどこれにはマジ感謝。でも高い。
Bose Sleepbuds II 睡眠用イヤープラグ ノイズマスキング 最大10時間 再生 Bluetooth 接続
長らく類似製品すらない状態でしたが、ankerが最近出した寝ホンも悪くはなさそうですね。
ヒグマはマジで怖い。
札幌の良いところは?と問われてみなさんが想像する良いところが、つまり良いところです。
測定限界突破の重度スギ花粉症患者なので、これだけでも高い金出して引っ越した甲斐があったってもんです。
スギ花粉って実は春以外にもちょいちょい飛んでるんですよね。それに由来する軽い鼻炎も消え去って一年中快適に過ごせています。
家賃が安いと部屋を広くできるのでリモートワークのしやすさに効いてきます。
とはいえ札幌の中央区ですと東京の6割くらいって感じで超安いっていうほどでもないんですが、徒歩で大通り公園やさっぽろ駅まで歩ける距離に住んでそんな家賃で済ませられるのはやっぱり安いです。
ちなみに中央区の駐車場代の相場は月2万円ほどです。車社会ですね。
中央区は都会なんですが、ほんのちょっと歩くだけで豊かな自然と全身に感じることができます。
豊平川っていう、すすきのから徒歩3分くらいで辿り着ける本当に街のそばを流れている川があるんですが早朝にそこを散歩すると普通に鹿や狐が歩いています。そこから15分くらいチャリンコで川を遡るとヒグマの目撃情報が急激に増えます。
しかもかなり水質が良いので、そんな川で当たり前のようにネイティブのヤマメやニジマスが釣れてしまいます。あぁ〜〜〜最高だぁ〜〜〜〜〜!!
やったぜ!
北国というロケーションに対する好き嫌いはあるとはおもいますが、札幌市は(ほぼ)人口200万都市です。
都心部に関していえば生活に不便することはありません。
北海道に移住したいと考える人は100%アウトドアや生き物が好きな人だとおもいますが、そういう方であれば間違いなく楽しく生活できるんじゃあないでしょうか。
以上、ざっくりですがポジティブな感想でした。
*1:正確にはやっているんだけどまず利用できない
一つの機能修正、バグ修正に対してコードをいじる範囲、つまりdiffの行数は常に最小であるべきなのか?というお題ですね。
無関係な場所を触りまくって肥大化したPull requestが論外なのは当然です。
そのせいでその挙動に影響があった範囲だけど少しだけいじるようなPull requestが常に理想、と素朴に信じている人が多いように見受けられます。
しかしいじるコードが小さければ小さいほど良いという風潮には僕は反対です(デカければいいって主張はしてないからね)。
僕はコーディングそのものをデザインだと考えています。
木をみて森をみず、といいますがコードもそのときどきで視界にはいっているロジックや関数単体のみで考えてはいけません。
プロジェクトに含まれるコードは視野にある文字列よりもその外側にあるもののほうが大きいのです。だから常に脳内にあるそれと対話し、追加や修正や全体との調和を考えながらやらなければなりません。
いまの話はあまりに本質的すぎてうまく例にできるようなサンプルが見当たらないのですが、例えば
「ある関数Xに渡している引数aの形式が間違っていた」
というバグがあったとします。
これを修正するのは簡単です。引数aの形式を間違えている場所を開いて正しい形式にして渡せばいい。
ただ本質的な問題は、そもそも形式を間違えたら動作しないような関数になっているのが悪いわけです。こういうのはたいてい引数の型の宣言が弱かったり、引数aの想定してる形状が複雑すぎるのが原因です。
適切な型宣言を使うようにしたり、複数の引数に分解するよう誘導すれば良いのです。
ただしこの修正を取り入れると、その関数Xを使っている箇所全てにdiffが発生します。
本質的に正しい修正のはずでも、いじるコードを最小限にという原則には外れてしまいますね。
もちろん一度挙動の修正のみを行うPull requestを作り、その後リファクタリングタスクとして別のPull requestにするという方法もとれなくはないですが、手続きを煩雑にしているだけでやっていることは同じです。
ここまで書いて気がついたことがあります。
僕の主張は最低でも静的な型検査がついている、あるいは結合テストの網羅性が高い状態にある(理想状態ってかんじ)ことを前提にしていました。
例えば僕が普段愛用しているTypeScriptは静的型検査付きとしてはユルいところの多い言語ですが、それでも strict: false
のような超人向き苦難厄憑きモードオプションやanyをそこらじゅうで使う野獣派スタイルコーディングを採用でもしていない限り、各インターフェースの変更は依存箇所全てに通知されます。
そうではない状態、つまりどこか一部分のインターフェースをいじると全然関係ない場所でなんかのロジックがぶっ壊れるようなコードを生み出しやすい言語、フレームワーク……*1で書き続けている場合、予測不可能性に対する防衛術として「コードの修正範囲は最小限にしろ!!」という鉄の掟が生まれるのかもしれないなと予想しました。
まぁ実際グローバルに書きかわっちゃう変数とか、特定のオブジェクトのプロパティを参照してメソッドが生成されまくるようなメタプログラミングとかそういうことをしてると予想外の壊れ方しますから、そういう環境であればいくらテストの網羅性を上げていたとしても予測不能な壊れ方をしてしまいがちなわけで。であれば必要なところ以外いじるんじゃねえというルールは理に適ったものになるわけです。
現実は厳しい。
"マージツール"と書きましたが、筆者はめんどくさがりなのでいつも端末上で筋肉式のコンフリクト解消してます。だってめんどいし……困ってないし……
それはともかく、Gitの練度が低い方はコンフリクトを異常に怖がる、避けたがる傾向にある気がします。
実際、度を超えた巨大なPRをマージしたときに生じたロジック的なコンフリクトの根本的解消は目視によるところが大きく、労力も難易度も危険度もマジでハンパねえので避けるべきですが、常識的な範囲のコンフリクトでさえも恐れてそれを避けようとする場合は先の「高級問題」とこのGit練度が影響しているのかもしれない。しれませんね?たぶんね。
プロジェクトの状態、チームの方針に従え。
なんともひよった結論やね。
ちなみに今回のエントリの内容はメンバー間で合意をとれるプロジェクトを前提にしています。
自信がメンテナではないOSSにPRを送る場合、目的に対してdiffは最小限であるほうがたぶんいいんじゃないかなとおもいます。
*1:こう書くとなんだか馬鹿みたいだけど実際には存在しがち