タオルケット体操

サツバツいんたーねっとでゲームとかガジェットのレビューとかをします

覚えるだけでPythonのコードが少し綺麗になる頻出イディオム

まえがき

今年の春から今まで、2年ぶりにPythonを沢山書いているわけなんですが、JavaScriptのクソに頭をやられて久しぶり書くだけあって基本的なところから色々と頭から抜け落ちていたわけです。
そんで何か思い出すたびに会社のwikiを使ってメモっていたのですが、せっかくなので少々訂正をしてブログにも書きます。

また、弊社はPython2を使っているので、2が前提の記述になっているところがいくつかあります。なるべくフォローしていますが、参考にする場合は自分が使っているバージョンを確認することをおすすめします。
また、今から新しくPythonでプロジェクトを始めようと思っている人は3系を使いましょう。

知ってる人は当然知ってる、でも結構長いことPythonを書いてても知らなかったりするような小技を載っけました。
なお、メタプログラミングとかの黒魔術っぽい記事のまとめはこちら:

hachibeechan.hateblo.jp

追記

おもったよりブクマがついてびっくりしたので、指摘の箇所の訂正と文字列操作の項を追加しました。

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IRKitというWifi経由で操作できる赤外線リモコンのPython製コマンドラインツールを作った

2年越しの完成です。はい。

IRKitとは

HTTP APIを備えた赤外線学習リモコン。

おうちハッカーが赤外線リモコンの機器を操作する際の定番と化している(気がする)ハードです。
比較的安いこと、簡単なWEB APIを備えていること、ハードウェアを含めて全てがオープンソースであることなんかが我々の心を掴むんだとおもいます。欠点はLEDがクッソ眩しいことで、ここら辺はファームウェアを改造したり、ハードウェアに抵抗を増やしたりなどで対処している人たちがいるっぽいので僕も習おうとおもってます。
IRKitはArduinoベースなのでファームの書き換えも楽チンです。
発売されてから随分たって、競合もいくつか出てきているようですが未だにデファクトを張っているような雰囲気です。

一応、スマホから操作できるアプリが存在しているんだけども、スマホを出して、アプリを立ち上げて、目的のボタンをタップする……というのは全くもって便利じゃない。リモコンでええやん……となってしまいますね?
というわけで、ある程度以上の便利を求めるならばAPIを自分でアレコレしたい……という欲求が出てくるわけです。

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今までに書いたPythonの黒魔術っぽいコーディングについての記事まとめ

自分で書いたPythonのテクニックな記事についてのまとめ

時々、自分で書いた記事を参考にしたいときとかがあるのだけれども、Qiitaとかに分離されてたりとかしててよくわからんくなってたので統括。
Qiitaの記事もこっちのブログに移行してしまおうかしらん?

こうやって自分が書いた記事を振り返ってみると、一時期のHaskellマイブーム & 仕事がつまらなかった時期みたいなものがありありと見えてきて面白い。

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補完などを有効にしてVimを最高のPython用開発環境に進化させる

注意:NeoVimとかneocompleteとか

NeoVimの開発進行に伴い、多くのshougoware(neoシリーズ)も開発が終了して、闇の力をまとったなんかになっていってるっぽいです。
僕はNeoVim関係の情報をキャッチアップできていませんが、各プラグインに関してはREADMEやdocを読んでいって自己判断をやっていきましょう。


賛否あるでしょうが、Pycharm(IDEA)のような優れたPython用IDEがある現代においては、エディタのカスタマイズを全く行わないというのは生産性を犠牲にする行為であると筆者は考えています。

とはいえツールのセットアップというものはめんどくさいものです。IDEですら設定すべき箇所は多数あります。
今のところPython用Vimカスタマイズの設定例として個人的に満足するものがなかったのでブログにまとめておこうと思います。

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