例によってFlexiSpotE7とマルトクの天板という王道パターンです。
参考にした記事: DIY初心者がこだわりのPCデスクを作ってみた|Fucas @Flower Photographer|note
DIY初心者なので色々と記事を漁ったわけですが、上記の記事以上に丁寧で参考になるものはなかったです。
板のオーダー内容
硬い板にしたかったのでナラ材を選択しました。
ほんとはブラックチェリーか山桜の無垢材にしたかったのですが、ガチで小学校以来木工に手を出したことがないクソ初心者がこの値段の板を割ったりドリドリ貫通した日には二度と立ち直れなくなるレベルのダメージを負ってしまうのが目に見えていたのでもうちょっと安いナラの集成材を選択しました。
冷静に考えると先にホムセンで安い杉板とかを買って練習すべきだったのかもしれないですが、成功したのでオッケーです。
オーダー内容は以下の通りになります
ナラ 集成材(積層材)フリーカット 四角形 030*0650*1400mm ◆面[A]:C面 + 磨き ◆面[B]:糸面 + 磨き ◆面[C]:糸面 + 磨き ◆面[D]:糸面 + 磨き ◆反り止め:無し ◆四角形穴[1] 貫通 x1:650mm,x2:750mm,y1:0mm,y2:20mm 角突き:無し 他加工:面取 A部分のC面については添付画像のような天地逆転でお願いいたします。 用途:三方向使用
金額は2万円くらいでした。
塗装は自分でやりました。
ポイントは手前を天地逆転のC面加工しているところですね。参考にさせて頂いたnoteをみてティンときたので真似しました。
元々オプションが多い上にこういった柔軟なカスタムが可能なマルトクさんはすごいですね。
反り止めなしでオーダーしましたが、これはDIY初心者すぎてどの座標で反り止めをオーダーすればいいのか全くわからなかったのでめんどくさくなったのが原因です。 無垢材よりはマシですが、集成材でも反り止めはあったほうが良いっぽいです。僕は困ってから考えます。
ちなみに反り止めの座標についてはそれぞれの板のサイズとかにもよって変わってきますが、E7の脚が伸縮式で調整が効くので適当にオーダーして大丈夫そうでした。ちくしょー!
DIY初心者へのアドバイス
基本的には僕があげた参考URLの人の記事やらがスーパー親切丁寧なのでそっちを参照すると良いですが、それでもガチ素人だとわからない点や考慮すべき項目が残るとおもうのでそこを補足します。
サンプル材は買うべし
マルトクではサンプルの材木が買えます。
かなり安くで買えるので初心者は最低でも同じ木材、同じ厚さのサンプルは購入しておきましょう。いきなりぶっつけ本番でドリドリするわけにはいかないですからね。初心者は鬼目ナットの取り付けは諦めてもいいんじゃない?
インターネットのみんなは鬼目ナットを取り付けてるけど、必要なドリルの刃の数も増えるし難易度も跳ね上がるし最悪なくてもいいんじゃない~~~?とおもった。デフォのFlexispotに必要なネジ穴径は4.0mm程度なので実際に引っ越しとかする段になってあとから鬼目ナットを取り付けることも可能なはずだし。
E7は脚の位置を柔軟に変えられるので反り止めの位置は適当でも許される
初心者すぎて反り止めの座標をどうしたらいいのかわからず、無しで妥協してしまったのですが適当な場所に打っておいて脚の位置を変えて対応できますね。よく考えたらそりゃそうだ。
あまりにも当然のことすぎて誰も言及してなかったんですが、僕並みの初心者がいるかもしれないので僕が言及しておきます。面取りをオーダーしておけばサンダーはいらないが、手触りを重視するなら仕上げように目の細かい紙やすりは買っておくとよい
塗装は刷毛じゃなくてコテバケを使うと簡単
刷毛は均等に塗るのにコツが必要だし、毛が抜けるので事前に揉んだりと色々気を使わないといけないが、コテバケはそのへんの気遣いなしで簡単にキレイに塗装できるのでおすすめ。しかも安い。
マルトクさんは大人気すぎてオーダーから板が届くまで一ヶ月くらいかかるので覚悟しておく
『覚悟』してる人ですよね…?
今回のDIYにあたって買ったもの
買ってよかったもの
ドリル
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 電気ドリル 鉄工10mm/木工25mm AC100V 450W FD10VST
- メディア: Tools & Hardware
ドリルも無数にあってどれ買えばいいのかマジでわからんかった。
結果的にこれはかなり性能良かったっぽいのでよかった(小学生並みの感想)。塗料
マルトクでお願いすることもできたけど、価格を落としたかったので自前でやることにした。
色は、せっかくナラ材にしたのでなるべく木材の色や木目を生かしたかったのでオスモカラーのエキストラクリアにした。
木材に塗装をするのは今回はじめてなので比較対象が存在しないのですが、簡単に塗装できたしおもったよりすぐ乾いたのでグッド。コテバケとトレー
↑でトレーとセットで販売しているのでそれを購入した。ハンディクラウン ワンタッチコテバケ INNOVA 1395200200 150mm
- メディア: Tools & Hardware
おぼろげな学生時代の木工の授業では刷毛から飛んだ毛が塗料に入り込んでみっともない仕上がりになったもんだけど、コテバケをトレーでよくしごいでから塗ることで簡単に均等な薄塗り(オスモカラーはかなり薄塗りしないとベタついてしまう)が実現できた。
刷毛、ウェス、コテバケという選択肢があるようだけど初心者はコテバケ一択だとおもう。ハンドサンダーと紙やすり
sakazume ハンドサンダー クリップ式 70×200mm HSC-200
- メディア: Tools & Hardware
KAKURI 耐水ペーパーMIXセット 6枚入(#400・#1000・#1500×各2枚)
- メディア: Tools & Hardware
オスモカラーのマニュアルには二度塗り不要だと書いてあったんだけど、仕上げをなめらかにしたかったので
薄塗り → 5時間位後に仕上げヤスリ → 薄塗り → 次の日にもっと細かい仕上げヤスリ
という工程を踏んだ。おかげでかなりすべすべになった。先に電動サンダーはいらないと書いたけど、手動のサンダーはあるとヤスリがけがはかどるので買っておいてよかった。やすいし、場所もとらない。
買ったけどいらなかったもの
ドリルスタンド
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ドリルスタンド コラム ドリル保持φ43マウント方式 高さ450mm 作業面160mm×170mm D10-DS2
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: Tools & Hardware
ちゃんと垂直に穴をあけられるのか、あまりにも心配だったので保険の意味も込めて購入。
結論からいうとゴミでした。ビルドクオリティが低いので歪んでるし、そもそも同じHikoki製でAmazonでセット販売されているものなのにうまくハマりませんでした。金返せよマジで……
もしかしたら僕の使い方が悪かったのかもしれないですが、マニュアルがゴミカスすぎてどうしようもありません。
ていうかこんなもんなくても丁寧にやれば垂直な穴あけは可能でした。ハァードリルガイド
ちゃんと垂直に(以下略)
こんなもんいらんし、これつけてるとどんくらいドリルが入ってるかわかりにくくて貫通しないか不安だったので結局使いませんでした。
まとめ
E7は最高。
マルトクは最強。
次はソファテーブルと棚をDIYしたいなぁ~~~~~
なお、手持ちのデスクをスタンディングデスク化したい場合には以下の記事が参考になるんじゃないかとおもいます。
僕が使ってたやつはもう使わないので引き取りにきてくれるならタダであげます。
以上。