どうもにわか太公望です。
熊対策の基本中の基本はなんだかわかりますか?
それは熊の住処に入らないこと、早朝夕方の活動的な時間をさけることです。
そしてその2つをガン無視する趣味が渓流釣りです。馬鹿なのかな?
さらにオチを先に言えば、熊対策アイテムとしてナイフに価値はありません。
当たり前だろ!!!そもそもナイフは一部の例外を除けば戦闘用の武器じゃなくて生活の道具です。戦闘用に作られた暗いナイフだって用途は対人類です。
あとショットガンが効かないヒグマ相手に素人が剣ナタ持った程度でどうこうできるわけないだろ目を覚ませ。
ていうかどんな刃物であれ「護身用に所持してました」は完全に銃刀法違反なんだよね。
はい!今日の日記終了!
クマ対策
暗黙のうちにヒグマを前提に考えてるかも。でも同じだよどっちも人より強い。
大前提
遭遇しないこと、遭遇しないようにつとめることです。
- 熊鈴
- ホイッスル
- 爆竹
- ラジオ
- 獣よけ線香(めちゃくちゃ臭い)
この手の話になると100%沸くのが
「いや実はぁ〜w熊鈴に寄ってくる熊っていうのがいてぇ、むしろ持ってる方が危険なんですよねw」
とかいう輩。
日本の山林を舐めたお前は愚かにもタルサ・ドゥームの罠にハマった。いますぐそのスマッホンを投げ捨てて専門家の助言に従え。
熊鈴の音 = チョロい雑魚肉の居場所⭐︎
と学習した熊の事例は確かに実在する(らしい)が、その前段には必ず食害を受けた可哀想な被害者か餌付けをしたとんでもない馬鹿な存在がある。
前者が発生したら即座にハンターが出動して山狩りをおこなう。残念ながら人が雑魚だと学習した熊は共存できない。
後者は腰抜けなので基本的には道路沿いでしか行動しない。
「一応常に熊鈴持ってるけど熊に遭遇したことないし意味ないよ」
と言ってるアホを見かけたこともあるが、そういうやつはチャットジーパーティーに自分のなにがあほだったのか質問してみるといい。
遭遇時の備え
クマスプレーをもて。
もしお前がとんでもないカラテを備えた筋肉モリモリのマッチョマンでも関係ない。クマスプレーを持つべきだ。
ツキノワグマ相手のスプレーなんて5000円しない程度で買える。いいからそのColdSteelのオモチャをしまってくれ。
ヒグマ用スプレーはアホみたいに高い。ミドルスペックのロッドひとつ買えるくらいには高い。でも命よりは安い。
ただクマスプレーは大変危険な代物だ。人間がまともに喰らうと呼吸困難や皮膚のただれによるショック死の危険がある。子供の手が届くところにはおかないように。
それはそうとナイフはあったほうがいい
いまだにクーラーボックス片手に餌釣りで根こそぎする老人はいたりするが、渓流釣りはキープしない主義の釣り人が多い。
まぁただそれはそうとしてゲームフィッシングは命を弄ぶ最悪の遊びなのでエラに傷が入ったりして蘇生に失敗することは稀にある。あと僕は外来種は食べる主義(厳密に言えば放流ヤマメなんかも外来種なんだけど判別できん)。
そういうのは苦しまないようにちゃんと締めた上で美味しく食べるのが釣り人の義務だろう。締めるだけなら別にハサミでもいいがナイフの方がコンパクトにしまえるし串などを工作できたりと汎用性が高い。
あとウェーダーを着たまますっ転んだ場合、ウェーダーに空気が入ってスケキヨ化する危険がある。
小さいナイフが一つあれば穴をあけて難を逃れられるかもしれない。
下手くそでなにやっても中途半端な一生素人のバカが捨てたラインなどが足に絡まることもある。
筆者はトラウト類しかいない里川で明らかに2号以上あるPEラインが足に絡んだ経験がある。川に浸かりながらこれを引きちぎるのは至難の業だろう。
なんで川にタイラバが落ちてるんだよ死ね。
そしてこういう意味不明な仕掛けを持ってくるやつに限ってマナーも脳みそもクソなので手元でラインを切るのだ。
まあとにかく持っているといざという時に役にたつ。
そしてもうひとつ、大事なのは可能な限りコンパクトなナイフを携帯することだ。マチェーテやナタは上で指し示したような状況に対応できない。
熊に襲われて99%死ぬ状況の生存率が2%くらいになるかも
- スプレーが不発もしくはそれた
- 熊のチャージを喰らわない
- 熊パンチで頭が吹き飛ばなかった
- 熊の口が目の前に迫っている
こういう状況で熊に反撃して命が助かった例は、実はそこそこある。
熊は狩りが下手くそな生き物なので殺しに慣れていないのかもしれない。うつ伏せになっている獲物を表にひっくり返すことに固執するような変な習性があるとも聞いたことがある。
なんにせよ、こういう状況で鼻に一撃くれることのできるのはナタや斧みたいなデカい刃物ではなくポケットナイフの類だろう。
転倒した状況で腰のナタを引き抜いて顔面に斬撃が入れられる人間はSASで訓練を受けた特殊な人間だけだ。残念ながらおれもおまえもシュワルツネッガーでもランボーでもバンデラスでもない。
スパイダルコのようなクリップ付きの折り畳みナイフなら胸ポケットやザックの肩紐につけられる。
生存率が1%から2%であれば2倍だ。持っておく価値はあるだろう。
ちなみにチャンバラやバトニングするわけでもなし、この手の話題になると必ず出てくるフルタングやシースナイフは不要だろう。
渓流おすすめナイフ
以上を踏まえて、河川での釣りに求められるナイフの特性は:
- 軽量コンパクト
- クリップ付き
- 魚を捌きやすい薄刃
- それなりの耐腐食性
あとネックナイフや腰に刺すシースナイフって転んだ時に体に刺さりそうで怖いですよね。そもそもクマ鈴やスプレーやランディングネットあるからそんなスペースねえよ!
ってことで:
- クリップ付き
も大事ですね。
リュックの肩紐やポーチの外側につけておくといつでも取り出せてほんとにべんり。
スパイダルコ デリカ4
ど定番。値上がりしすぎなのが難点。
川に落として無くすと死ぬほど悲しい。
人里離れた場所でこれみよがしにナイフをぶら下げている人と遭遇するのはある意味で熊と同じくらい怖い。
他人に威圧感を与えない意味かつ、落としてもすぐ見つけられるように赤や緑などのカラフルなハンドルがおすすめ。筆者はサビに強い真っ黒なチタンコーティングモデルを川で紛失した。
ぱっと見チャチな折りたたみナイフにみえるが人間工学の塊みたいなよくできたプロダクト。負荷をかけたら折れそうな華奢な見た目をしてるが、実際にはかなり丈夫。
というかいわゆるプロユースなプロダクトなんで信頼性は最高です。伊達に高くない。
スパイダルコ タスマンソルト2
↑のデリカを海釣りに特化させてホークビル(鷹の爪みたいに湾曲してる)にしたやつ。
海釣りするならこっちを買っておくといいかも。エラ切りに便利なのと、SUPとかやるならロープの切断とかにも向いてる。スパイダルコのセレーションはよくできていてリンゴ切ったりしてもストレスないから一本だけ持つならハーフセレーションモデルが実用的だ。
そしてH1鋼はマジで錆びない。魚を捌いて血まみれのまま洗い忘れて放置しても錆びない。ただし刃持ちは悪い。新型のH2鋼は知らないが、少なくともデリカのVG-10よりは錆びないはず。
スパイダルコのナイフはあほみたいに値上がりしてしまったが、ナチュラムとか、Gサカイの通販だと割合安かったりするので興味ある人は探ってみよう。
使ってみると世界中にファンがいる理由がよくわかる。
大型のハーフセレーションは中途半端なパン切り包丁より数倍も優秀で僕はバケットを切るのにも利用している。
FLISSA フォールディングナイフ AUS-8
「なんでポケットナイフにそんな金出すんだアホか、釣具買った方がええやろ」
全く正論。
そんな貴方に中華ナイフ。中国の金属加工技術の進歩すごい。
ベンチメイドのバグアウトっていう頭おかしい値段がするナイフをほんのりパクった実用ナイフ。
なんと2000円を切っている。鋼材もAUS-8らしい(ほんとか?8Cr13MoVじゃないの?だとしても安いけど)
ベンチメイドの特許が切れたらしくAXISロックを採用している。箱出しの切れ味も良好。
ただしハンドルはちょい柔っこいし滑り止めの加工は意味をなしていない。ブレードのセンターもズレてる。
でも別にいいでしょナイフマニアじゃないんだから、ちょっとしたライン切りや魚捌くくらいなら問題なし。セレーションがついてるのでパラコードくらいなら簡単に切れる。
2000円切りでこのクオリティはやばい。
間違ってもバトニングとかこじったりとかしないように。
渓流刀とか
まぁ、好きな人は好きなやつ持っていけばいいんじゃあない。
ブッシュクラフトスタイルで最奥のイワナとかを追い求める場合にはあってもいいのかな。でも斧のほうがいいよねたぶん。
銃刀法と軽犯罪法についての注意点
銃刀法については6cmという明確な基準があるからいい(とはいえアウトドアでの実用性を考えると7〜8cmになる)んですが、軽犯罪法は
正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者
ということで、穿った見方をするならば現場にいるお巡りさんの胸先三寸次第でいかようにも逮捕に使えてしまいます。
特に隠して携帯というのが曲者で、嫌な気持ちにさせないよう見えない場所にしまっておいたら隠していたと判断されうるわけですね。
荷物を減らす意味でもなるべく大袈裟な刃物は避け、うえであげたようにオモチャっぽい見た目のものを使うのがよろしい。
以上


