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風邪をひいたら会社を休みなさい

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新書っぽいタイトル。
極わかりきったことを書くと最近の新書っぽくなるという風潮。それだけわかりきったことが蔑ろにされているということだろう。イノベーションいうまえにやること沢山あるやろというアレである。

何を隠そう、僕は普通の人と較べて何倍も体調を崩しやすい。つまるところ風邪を保有した状態で僕の近くに寄るなという話である。

そもそも、何故わざわざそんなコンディションで仕事をしに出社する必要があるのか。学校はまだわかる。学校の教室とは馬鹿な教師の自己満足を満たすために形成された空間なので、むしろ風邪をひいてでも登校してくるくらいの健気さが好まれる。一部の大人というのは、子供が苦しんでいる様をみて色々な感情が湧き出るのを楽しむものなのだ。

しかし学校は仕事をするための場であるので、そういう意味のないエゴは発揮されるべきではない。
これは風邪に限らず、長時間労働などで睡眠不足でコンディションが落ちた人間に共通する問題だが、そういう状態の人間というものは自分の効率が落ちていることすらわからなくなってしまうものなのだ。「自分は薬を飲んだからもう出勤して大丈夫」などとのたまってしまうような人は熱で脳みそが茹だってしまった可能性があるので気をつけよう。
判断力の落ちた状態で仕事をしたとする。例えば貴方の仕事が畑のかかしであればどういうコンディションであろうが生産性に違いは生じないだろうが、ある程度以上の人間的創造性を要求されている場合、出来上がったもののクオリティが及第点に達しない可能性が非常に高い。僕自身、疲れている状態で投げやりに書いたコードというのは保守性が低く動作もバグまみれ……結局書きなおさざるをえない(しかもあっという間に書き上がる)というようなことがあったりする。
そんな仕事をしたうえに、それで風邪をこじらせて長引かせるというのは全くアホの極みだ。15分も昼寝をすればスッキリ回復するような眠気をこらえて、3時間などともダラダラと非効率な仕事をするのが好きな人が多いようだが、それと同じようなナンセンスを感じる。

ただ突っ立っていれば良い使い捨てカカシの皆さんや、目標が超短期でそれさえこなせば後はどうなっても良い状況化であればあるいは無理を押して適当に仕事をするのが合理的であることもあるだろうが、世間常識的な範囲に収まる仕事というのは概ね数ヶ月から数年のスパンで行うものだろう(たぶん)。そういった状況で、たった数日をおしたところでどうなるというのか。また、先述したようにそういう体調で無理をしても特に進捗がよくなるわけもなく、下手をすると悪影響が出る可能性すらある。

そして、そういう向こう見ずな根性主義の犠牲になるのが僕のような身体の弱い人間だ。通勤途中の電車、途中で立ち寄ったコンビニ、会社、ランチの飲食店、あらゆるところに風邪っぴきがひそんでウィルスを撒き散らしている。本人たちは3日ほど騙し騙し働けば体調が良くなるかもしれないが、僕がそれをもらうと熱を出して寝こむことになる。
とくに花粉症のこの時期は体調も免疫も終わっているので事態は深刻である。
春はクソ、人類は最悪。もうダメだ。

というわけで、僕は今週末も風邪をひいてしまったわけで、喉が痛いわけで、大事をとって月曜日は休むという英断をしたのでした。

早く日本から無意味な9時出勤行為が消えることを願って、おしまい。


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