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少なくとも日本はAIに職を奪われることを心配する必要はないよね

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Osaka, Japan

僕の家のエアコン、部屋の温度が設定した値に達すると自動で停止するんですけどこれって現代の基準でいえば完全にAIですね?
こんばんわ。

今日は人工知能の定義をどうこうは言いません。もはや言ったもん勝ちの宣伝用語なので研究者の人はもっと厳密で言いにくい名前を発明して細分化していくしかないんじゃないんでしょうか。ちなみにですが僕は今のエーアイを人工知能だと認めるとあまりに夢がなさすぎるので嫌だという立場なのですが、煽れるのであればなんでもいいとばかりにエーアイとかリョウシとか言ってる人たちと比較すると今のエーアイもかなり知的なのかもしれないなという気分になってきます。

非合理的な雑務を殺すのに"AI"はいらない

年末になると書類を書かされることが多いです。僕はベンチャーに所属するIT技術者なので、日頃の業務はある程度以上(完全ではない)合理化された状態で行っています。なのでお役所や、あるいはよその会社が関わるような書類を目にするとそのギャップにうんざりさせられます。
2017年にもなって未だにハンコなどという慣習が生き残っているのはある意味感動的ですらあります。

IT界隈の会社であっても、エクセルの関数を使うと怒られるので全て電卓で手計算する……などという話がまことしやかに囁かれております。出る必要のない会議にアサインされる、何をするにも稟議書を片手に社内スタンプラリーをさせられる……。その他、似たような話は枚挙にいとまがありません。
そしてこれらの雑務のほとんどはそもそもやる必要がないため、自動化のやりようがありません。その気があればもうすでに無くせる仕事がまだたくさん生き残っているのです。
なぜ? なぜでしょうね。

そもそも必要ない仕事、スクリプト一つで消えそうな仕事がたくさんある

「XX年後には消えている職業」みたいなスカム記事が定期的に流行りますが、合理性だけで職業が消えるような世の中であれば政治家の数はもっと少ないはずです。
日本には紙で送られてきた書類を受け取って数値をエクセルに書き写して上司にメールで送って承認をもらってから社内システムにまた手書きで打ち込んで出来上がったPDFを印刷して上司に渡してハンコをもらってから郵送するようなピタゴラスイッチ業務が沢山残っています。言うまでもありませんが、これをそのままこなすのであればシンギュラリティを超えた強いAIと生物と同等の性能を実現するロボティクスが必要になります。

が、方式を簡略化すれば現代の技術でも簡単なシステムで一気に解決できます。

業務のやり方を変えたがらない日本

そもそも昔から日本の会社は業務システムを導入して仕事のやり方を変えるのではなく、そのままの業務方式を継続できるようにソフトをカスタマイズして導入する習慣があります。
AIをビジネスに導入*1したところで、いままでのやり方や人員のポジション変更は行えません。ついでに言えば仮に仕事が減っても社員のクビは簡単に切れません。つまり何も変わりません。よかったですね。

まとめ

日本の未来はあかるい!!!!

*1:これもうわかんねえな